今日、ベトナムの市場経済化や経済発展に日本も協力し、両国のヒト、モノ、カネの交流はますます盛んになっています。
そのため、日本企業のベトナム進出や日本企業に就職を希望するベトナム人材の増加に伴い、通訳の役割がとても重要になっています。
日本企業で働くには、ただ教科書の内容を理解しているだけでは2国間の架け橋にはなれません。日本のビジネススタイル、ベトナムのビジネススタイル、また、各々の企業のスタイルなど言葉だけでは見えないものがあり、それらを体で感じられるような感覚を身に付ける必要があります。最低限の高いコミュニケーション力が必要であり、専門知識、商習慣、また想像力も駆使していく力も身に付ける必要があります。そのための能力を養成し、企業に必要とされる人材を目指します。
ベトナムには日系企業が数多くあります。その中で、日本留学で真面目にしっかりと努力をしてきた人材は貴重です。ただし、少しばかり日本語ができるだけでは多くの日本留学経験者と競った時に負けてしまいます。日本の企業について、日本の運営スタイルについて授業で修得した知識と、日本の生活で得た経験を活かし、両国の文化や商習慣の違いを理解しながら日本人の考え方や感覚を持って業務にあたることが求められます。
日本人の中で外国人が働くにはまずは語学力。大小さまざまな企業がベトナム人スタッフを必要としています。しかし企業にはただの通訳者は必要ありません。多くの仕事をこなせるベトナム人スタッフを必要としています。日本の企業のしくみや運営について幅広い知識を持ち、日本企業のベトナム担当として一人で業務を担っていく力が必要です。日本人の業務要求は高いです。そのためにもしっかりと語学力、コミュニケーション力、会社運営の基礎知識を学びましょう。